人気ブログランキング | 話題のタグを見る

保育士関連の情報を収集してます


by cwl9adkkra

医療クラークの業務拡大「期待したい」(医療介護CBニュース)

 国際医療福祉大大学院の武藤正樹教授は2月13日、東京都内で「2010年診療報酬改定と病院経営の課題・今後の施策」をテーマに講演した。武藤氏は、大腸がんの手術で2週間入院した患者について医師の業務時間を概算したところ、書類記載など医師事務作業補助者に頼める仕事が全体の約36%あったことなどを挙げ、医師事務作業補助者のさらなる拡大に「期待したい」と述べた。

 武藤氏は経済協力開発機構(OECD)の統計から、日本は医師一人当たりの年間退院患者数が少ないことなどを指摘し、その原因として、▽外来の負担が大きい▽医師の労働が未分化で、他職種ができる仕事をしている▽他職種(看護職その他)の病床当たりの人数が少ない―の3点を挙げた。その上で、ある外科医を例に、医師の仕事について、院内での診療や臨床研修医の指導、院外では学会発表、研究会の世話などがあるほか、「ペーパーワーク」が多過ぎると指摘。大腸がんの手術で2週間入院した患者にかかる時間約700分のうち、書類作成やカルテ記載など、医師事務作業補助者に頼める仕事が約36%(248分)あったという。

 また武藤氏は、病院での外来業務に関する医師と医療関係職種の役割分担について、「医師事務作業補助体制加算」を届け出ている都内の病院に調査した結果を紹介。
 それによると、「処置伝票の記載・入力」は「医師」の97.0%だったほか、「看護師」の48.5%、「事務職員」の21.2%で、看護師による代行入力も多かった。処置伝票以外にも検査伝票の記載や、次回診療の予約なども看護師の代行が多く、これらの業務について「医師事務作業補助者に委譲すべき」としている。

 「医師事務作業補助体制加算」(入院初日)は2010年度の診療報酬改定で、「15対1補助体制加算」(810点)と「20対1補助体制加算」(610点)の2区分が追加され、6区分になる。現行の4区分も、それぞれ点数が引き上げられる。


【関連記事】
2010年度診療報酬改定のポイント(2)
【中医協】医療クラーク加算、15対1と20対1を新設
医療クラーク加算、高評価も「要件緩和を」
勤務医の負担減計画、約4割が未策定
勤務医の負担減計画、策定予定だけでは「受理せず」

万引止められ、警備員を転倒させる 容疑の中3逮捕(産経新聞)
県立高教諭、酒気帯びで事故=2人にけが負わせ逮捕−和歌山県警(時事通信)
「派遣村」元村長の湯浅氏、内閣参与辞任申し入れ(産経新聞)
消えゆく言語守ろう 外国人ら池袋で祝典(産経新聞)
<民事再生法違反>容疑のIT会社社長ら6人逮捕 警視庁(毎日新聞)
by cwl9adkkra | 2010-02-22 13:27